シンプルに考える

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人は誰でも、誰かに認められたいと願っている。だから、仕事を通じて世の中の人々に喜んでもらったときに、自分の存在価値を認められたと感じる。それが「幸せ」なのです。そして、その「幸せ」のためならば、身を削る努力ができる。それが、プロフェショナルだと思うのです。

どんなことでもいい。人々が求めているものを与えることができる人は、どんな時代になっても生きていくことができる。それが、ビジネスのたったひとつの原則だと思うのです。

「そもそも、これは何なのか?」。ややもすれば、〝専門家〟がバカにしがちな素朴な問いかけですが、この問いかけこそが、僕をものごとの本質に立ち返らせてくれるのです。

ビジネスの本質は「ユーザーが本当に求めているものを提供し続けること」。それ以外にはないのです。

大切なのは、人々が本当に求めているものを感じ取る能力と、それを具体的なカタチにする技術を磨き続けること。そして、人々が求めているものが変化したときには、それをいち早く察知して新しいものを差し出すこと。そこにひたすら集中すること以外に、不安から離れる方法があるとは思えません。

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