ひとつ上のプレゼン。[新装版]

ひとつ上のプレゼン。[新装版]

私はプレゼンというものは伝達が難しい抽象知を、わかりやすい具象知に変えてみせる、一種の「知の錬金術」ではないかと考えている。

プレゼンの本質は、そうしたアイディアを必要としている相手に提供すること。いいかえれば「知のプレゼント」をおこなうことにあるといえ

ひとつは、「プレゼントしようとする知が良質なものである」ということ。

プレゼンを通じて相手から求められているものは何か。それは、その時点まで生みだすことも、見つけることもできなかったアイディアや技術、発明、発見である

プレゼンというのは、ある意味、いっしょに仕事をする仲間を見つける場なんですよ。