イシューからはじめよ ― 知的生産の「シンプルな本質」
「悩む」=「答えが出ない」という前提のもとに、「考えるフリ」をすること 「考える」=「答えが出る」という前提のもとに、建設的に考えを組み立てるこ
人間は言葉にしない限り概念をまとめることができない。「
イシューと仮説は紙や電子ファイルに言葉として表現することを徹底する。
「これがイシューだ」と思ったら、そのイシューの主語を確認してみよう。「誰にとって」という主語を変えても成り立つものは、まだイシューとしての見極めが甘い可能性が高い。
世の中にある「問題かもしれない」と言われていることのほとんどは、実はビジネス・研究上で本当に取り組む必要のある問題ではない。世の中で「問題かもしれない」と言われていることの総数を100とすれば、今、この局面で本当に白黒をはっきりさせるべき問題はせいぜい2つか3つくらいだ。
- 作者: 安宅和人
- 出版社/メーカー: 英治出版
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