1分間マネジャーの時間管理
人を味方にしたいなら、その人に頼りにされてはいけない。その人を頼りにすることだ
企業人の三つの時間 ●上司にあてる時間 ●ルーティンワークにあてる時間 ●自分にあてる時
「部署をうまく管理するために会社を犠牲にしてはいけない
経験とは自分の身に起きたことではない。 自分の身に起きたことにどう対処したかを言うのだ
常に自問しよう――何のために、これをやっているのか。はっきりした答えが出ないなら、そのサルは抹殺したほうがいい。そうすれば、そもそもやる必要がないことをうまくやる必要はなくなる。
いないと困る管理職など、百害あって一利なし。とくに現場のブレーキになるのがいただけない。自分がいないとみんなが困る、自分に代わる人間はいないと思っている管理職ほど、現場に災いをもたらすので、簡単に代えられてしまう。もっと言えば、上役はそんな管理職を昇進させるわけにはいかないだろう。自分の代わりはいないと思っているので後継者を育てないからだ――。
人を味方にしたいなら、その人に頼りにされてはいけない。その人を頼りにすることだよ」
余計な世話を焼くと人をダメにしてしまうという現実だ。世話を焼かれた相手は自信を失い、焼いたほうは自分のサルにかまう余裕がなくなる。
サル管理の心得の狙いは、何を、誰が、いつまでに、どのように実行するのかを確定すること。
サルとはプロジェクトやトラブルそのものではない。プロジェクトやトラブルに伴う〝次の対応〟を指す。
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